南会津 小野岳(1383.4m) 2014年8月31日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 5:21 大内宿登山口−−5:52 送電鉄塔−−6:49 小野岳 6:53−−7:24 送電鉄塔−−7:38 大内宿登山口

場所福島県南会津郡下郷町
年月日2014年8月31日 日帰り
天候晴、山頂はガスり
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場大内宿登山口に駐車場あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望東側の展望ありだがガスって見えなかった
GPSトラックログ
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コメント登山口は西側の大内宿と南側の小野があるが、登山口の標高が高く楽ができる大内宿側から登った。短い林道終点が登山口で草が生えた広場が駐車場。登山道はよく整備され歩きやすい。山頂に祠あり




登山口へ続く林道入口 林道入口の目立たない標識
登山口駐車場 登山口
杉の植林帯を登る 沢に出る
ここで沢を渡る 沢の源頭
谷地形を登る 谷を離れ左の斜面を登る
小尾根に上がると登山道は右へ 左へ行くと送電鉄塔
次の尾根合流も右へ 左へ行くと送電線巡視路
ブナ林を歩く ピーク
ガスに突入 最後まで良好な刈り払い
もうすぐ山頂 小野岳山頂。なぜかパラボラ
小野岳山頂 以前は山頂に穴があったようだ
小野岳山頂の三角点


 大内宿の西側に顕著なピークがあり、それが小野岳だ。ネットで調べたら登山ルートは2箇所あるようで、南側の小野、西側の大内宿。大内宿の方が標高が高く楽ができるので文句無しに大内宿を登山口とした。

 大内宿は残雪期に神籠ヶ岳に登った時に来たことがあるが、今回はその取り付きより北側だ。県道を北上、右に鋭角に入る林道に見えにくいが小野岳登山口の案内標識があった。道はダートで荒れているがどうにか終点まで入れた。歩いても大した距離ではないが、静かに車中泊するなら終点まで入れた方が助かる。終点は草が生えた広場であったが、草の生え方からしてあまり多くの車が入っている雰囲気ではなかった。

 翌朝、涼しいうちに登ってしまおうと明るくなってすぐ出発。植林帯を登り始める。最近大雨が降ったようで、登山道の数箇所で流れてきた杉の枝葉が引っかかって吹き溜まりのようになった個所があった。やがて右手に深い谷が現れ、以降は谷に沿って上がっていく。谷を渡るところがあるが今は水量が少なく問題なく渡れた。そこからさほど登らないうちに沢の源頭が登場、杉植林の途中から水が湧き出していた。

 それより上部は水がない谷地形を登る。やがて登山道は左に大きく曲がって斜面を上がると小尾根に突き上げて右に曲がってその尾根を登るが尾根の下り側にも道がある。何かと思ったらすぐ先に送電鉄塔があった。ここは1010mの肩らしい。

 尾根上の道を登っていくとブナが目立つようになる。さすが東北。杉の植林よりもブナの自然林の方がいい。再び尾根に合流、また道が分岐するが右が小野岳山頂で左は送電線巡視路だった。

 1223m峰を越えて小鞍部から僅かに登って登山道は左へ。ここから最後の急な登り。所々で樹林の隙間から東側の山々が見えるが、このエリアは土地鑑ゼロなので山岳同定は不可能なのが残念。

 山頂が近づくとガスに突入、それほど濃くはないが展望を遮る濃さである。山頂は樹林が開けた草の平坦地で祠あり。そして近くの木はなぜが衛星放送のパラボラアンテナがくくりつけられていた。山頂標識の他にもう一つ標識があり、小野岳の説明かと思ったら山頂の祠についてであった。麓では小野岳に埋蔵金伝説があって、昭和24年に3名の山師が実際にここを掘ったとのこと(何も出なかった)。祠の下も掘ったようだが埋め戻すことなく掘ったままで祠はその底に放置状態だったのを、平成元年に穴を埋めて祠を今の位置に戻したとのこと。ご苦労様でした。今はその工事の面影は皆無で、完全に自然に溶け込んでいた。

 小野方面の登山道は私が来たのとは反対方向だが、少なくとも山頂部の道の濃さは山内宿コースの方がずっと濃かった。

 ガスが晴れれば東側の展望は良さそうだが、どうなるか分からないので写真だけ撮影して下山。帰りも誰とも会わなかった。

 

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